オルセー世界芸術遺産作家 認定作家選出
"芸術の都"とも呼ばれるフランスの首都 パリ。
そのパリの中心部に位置するオルセー美術館は
今年2023年に世界遺産に登録されて32年の記念の年を迎える。
そこでこの度、オルセー美術館、ユニオン・デ・ザール
(全芸術分野連盟)日仏の美術評論家から選出された
世界のトップアーティストの中から国際的に芸術文化交流の
発展・向上の架け橋として活躍・貢献するアーティストとして
「オルセー世界芸術遺産作家」が認定された。
現在"国際的に最も注目を集めるジャパンアーティスト"として
認定された52名の作品の紹介をしてゆく。
"サクラダファミリア教会の存在感を記録"
実にしっかりとした実感表現のある
古建築への絵画スケッチで驚かされる。
もともと建築設計や建設が専門であったと聞き納得がいった。
75歳を過ぎた頃からスペイン全土、ポルトガル、
モナコなどを2年半にわたり古建築をスケッチして歩き、
開口部や全体の景観を記録している間に、
絵画保存の大切さに気づき、ますます熱が入って頼もしい。
これからも外国各地の名建築を訪問し、絵画で記録して欲しい。
<文 / 長谷川 栄>